日本には1万4125の島=周囲0.1キロ以上―国土地理院

社会

国土地理院は28日、日本には1万4125の島があると発表した。沖ノ鳥島(東京都小笠原村)のような法令などに基づく島のほか、2万5000分の1地形図の基となる電子国土基本図を使い、自然に形成された島(湖沼内を除く)のうち、周囲の海岸線の長さが0.1キロ以上ある島を数えた。

これまで日本の島の数は海上保安庁が1987年に公表した6852とされてきたが、約2倍に増えたことになる。数え方は同じだが、航空写真などによる測量技術が発達し、小さい島の複雑な海岸線を測定できた影響が大きいという。今回数えた島は既に陸地として把握されており、国土面積は増えない。

沖ノ鳥島に設置された住所看板(国土交通省提供)沖ノ鳥島に設置された住所看板(国土交通省提供)

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