「エホバの証人」巡り弁護団設立=「人権侵害止めたい」―東京
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宗教団体「エホバの証人」で信者による子どもへの輸血拒否などが続いているとして、2世信者らを支援する弁護士らが弁護団を結成し、東京都内で28日、設立記者会見を開いた。メンバーの田畑淳弁護士は「人権侵害を止めたい」と訴えた。
「エホバの証人問題支援弁護団」は、自身も教団の元2世信者の田中広太郎弁護士らが呼び掛け、1月15日に設立。昨年12月~今年1月、2世信者らから約100件の相談が寄せられたという。
厚生労働省が昨年12月に公表した「宗教2世」への虐待に対する指針では、輸血などの治療をさせないことが「ネグレクト(育児放棄)」に当たるとしている。弁護団は2月27日、指針の公表後も教団から輸血拒否を求める指導が続いているとして、厚労省に通報した。
「エホバの証人問題支援弁護団」の設立について記者会見する田中広太郎弁護士(右から2人目)ら=28日午後、東京・霞が関の弁護士会館
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