日本の人口問題にまた言及=マスク氏「急減」と警鐘

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【シリコンバレー時事】実業家イーロン・マスク氏は1日、日本の人口減少を伝える米報道に触れた上で、「日本では昨年、生まれた数の2倍の人が亡くなった。人口の急減だ」とツイッターに投稿した。「他国も追随しつつある」とも語り、警鐘を鳴らした。

マスク氏は昨年5月にも「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなる」と言及。「これは世界にとって大きな損失だ」と述べ、話題になった。

今回引用したのは、日本の厚生労働省が発表した2022年の人口動態統計(速報値)で、年間出生数が1899年の統計開始以来初めて80万人を割り込んだとの報道。マスク氏は、これまでも「出生率低下に伴う人口の崩壊は、文明にとって地球温暖化よりもリスクだ」との持論を展開していた。

イーロン・マスク氏(AFP時事)イーロン・マスク氏(AFP時事)

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