大川隆法氏死去=「幸福の科学」総裁、66歳

社会

新興宗教団体「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法(おおかわ・りゅうほう)氏が2日、東京都内の病院で死去したことが分かった。66歳だった。

関係者によると、大川氏は2月27日未明に東京都港区の自宅で心停止状態となり、病院に搬送。2日朝に死亡が確認された。

幸福の科学のホームページなどによると、大川氏は1956年に徳島県吉野川市で生まれた。東京大法学部を卒業後、大手総合商社に入社。86年に退社し、幸福の科学を設立した。2009年には、幸福の科学を支持母体とする「幸福実現党」を立ち上げた。

幸福の科学は、映画や出版物などの大規模な広告で知られ、教団によると国内外に700カ所以上の関連施設がある。

幸福の科学総裁の大川隆法氏幸福の科学総裁の大川隆法氏

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース