海洋政策「脱炭素」柱に=EEZで洋上風力推進―次期計画案

政治・外交

政府の海洋政策の指針となる次期海洋基本計画案の概要が2日、分かった。現行計画が柱に据える「総合的な海洋安全保障」に加え、「持続可能な海洋の構築」を新たに明記。脱炭素社会の推進に向けて、洋上風力発電を排他的経済水域(EEZ)に設置できる法整備を盛り込んだ。近く公表し、早ければ4月にも閣議決定する。

海洋基本計画はおおむね5年ごとに見直され、次期計画は2023~27年度の指針となる。

福島県楢葉町の沖合に設置された洋上風力発電設備「福島復興浮体式洋上ウィンドファーム」=2013年11月(福島洋上風力コンソーシアム提供)福島県楢葉町の沖合に設置された洋上風力発電設備「福島復興浮体式洋上ウィンドファーム」=2013年11月(福島洋上風力コンソーシアム提供)

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