次世代光通信、NTTが初の商用化=「6G」基盤へKDDIも協力
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NTTは2日、次世代の光通信基盤構想「IOWN(アイオン)」に基づく初めてのサービスを16日から法人向けに提供すると発表した。また、新たにKDDIが構想に参加することも決定。アイオンは、現行の「5G」に続く携帯通信規格「6G」を支える基盤になると期待されており、実現に向けライバルの大手2社が協力する。
アイオンはNTTが2019年に発表した構想で、通信量の爆発的な増加に対し、電気信号を光に置き換えることで大容量化や省電力を目指すもの。現状と比べデータの遅延も200分の1に大幅に減らせるため、遠隔手術やeスポーツなどさまざまな分野で利用が見込まれている。
NTTは今回、この技術を活用した初めてのネットワーク回線を、NTT東日本と西日本を通じ、月額198万円で提供する。
次世代の光通信基盤「IOWN(アイオン)」に関し、記者会見するNTTの川添雄彦副社長=2日、東京都千代田区
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