国枝さん、国民栄誉賞「情熱認められた」=パラスポーツの発展祈る
Newsfrom Japan
スポーツ- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
国民栄誉賞の授与が決まった国枝慎吾さんは3日、「大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思い」との談話を所属事務所を通じて出した。車いすテニスを始めるきっかけになった千葉県の地元クラブや自身を支えてくれた家族やスタッフ、ファンらを挙げ、「(周囲の)情熱が認められたものとして受け止めている」と謙虚な言葉を並べた。
2021年東京パラリンピックのシングルスで金メダル。「無観客ではあったが、多くの国民の皆さまからの期待と声援を肌で感じ、人生最大の経験をさせていただいた」と振り返る。パラスポーツ選手では初の栄誉となり、「車いすテニスのみならず、パラスポーツ界のさらなる発展につながることを祈念する」と願いを込めた。
1月の現役引退後はジュニア選手らの指導だけでなく、趣味で車いすバスケットボールや水泳を楽しむなど、充実の日々を過ごしているという。今後については「スポーツ界や社会に少しでも貢献できるよう活動していきたい」とつづった。
[Copyright The Jiji Press, Ltd.]