日米外相、対ロ軍事支援阻止で一致=日印、G7・G20の連携確認
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【ニューデリー時事】インドを訪問中の林芳正外相は3日(日本時間同日)、ブリンケン米国務長官と約20分間会談した。ウクライナ情勢を巡り、中国がロシアに武器援助を行う可能性が指摘されていることを念頭に、第三国による対ロ軍事支援を阻止する重要性で一致した。
国際秩序を維持するため、「グローバルサウス」と呼ばれる途上国や新興国への関与を強めていくことを確認。「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、先進7カ国(G7)や日米豪印4カ国枠組み「クアッド」の取り組みをけん引していくことを申し合わせた。
林氏はこの後、ジャイシャンカル印外相と昼食を共にしながら約1時間会談した。日印がそれぞれG7と20カ国・地域(G20)の今年の議長国を務めていることを踏まえた連携で合意。安全保障や経済面の2国間協力推進でも一致した。
会談に臨む林芳正外相(右)とブリンケン米国務長官=3日、ニューデリー(外務省提供)
会談に臨む林芳正外相(左)とインドのジャイシャンカル外相=3日午後、ニューデリー(外務省提供)
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