賃上げ要求、4%超え=25年ぶり―連合集計

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連合が3日発表した、傘下にある労働組合の2023年春闘の要求集計(1日時点)によると、組合員1人当たりの賃上げ額を交渉する「平均賃金方式」採用の2614組合が要求した賃上げ率の加重平均は4.49%となった。過去の最終集計と比較すると4%超えは25年ぶりという。

基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた要求額の平均は1万3338円。前年同時期の集計と比べると4860円増加した。要求提出済みの労組は3231組合で、集計対象である労組の46.6%。

連合本部=東京都千代田区連合本部=東京都千代田区

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