未来志向の基金創設へ=エネルギー安保、若手交流で共同事業―日韓経済界

経済・ビジネス

経団連と韓国の全国経済人連合会(全経連)は16日、政治・経済・文化などの分野で未来志向の日韓関係構築に向けた事業を共同で行うため、双方に「未来パートナーシップ基金」を創設することで合意した。経団連の十倉雅和会長と全経連の金秉準会長職務代行が共同で記者会見して発表した。

取り組むのは、両国が共通の課題として位置付ける自由で開かれた国際秩序の維持・強化や、資源・エネルギー安全保障分野での共同対応、脱炭素化やデジタル化、少子高齢化問題など。未来を担う両国の若手人材の交流促進も想定している。

記者会見を終え、握手する経団連の十倉雅和会長(右)と全国経済人連合会の金秉準会長職務代行=16日午後、東京都千代田区記者会見を終え、握手する経団連の十倉雅和会長(右)と全国経済人連合会の金秉準会長職務代行=16日午後、東京都千代田区

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