関電、データセンター参入=米社と共同、10年で1兆円投資
Newsfrom Japan
経済・ビジネス- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
関西電力は22日、大容量のデータ処理を行う大規模データセンターの開発・運用事業に参入すると発表した。米国のデータセンター運営大手のサイラスワンと共同出資会社を今月中に設立。新会社は今後10年程度で1兆円以上を投資し、総受電容量900メガワット以上の事業規模を目指す。
関電によると、データ通信量が増加する中、国内の大規模データセンターの市場規模は2030年度に1万1000メガワットと、20年度比で9000メガワット拡大する見通し。関電は中核的な事業の一つと位置付け、拡大する市場の1割を獲得したい考えだ。
データセンター事業の新会社設立のための調印式で、握手する関西電力の森望社長(右)と協業相手の米企業トップ=22日午後、大阪市北区
[Copyright The Jiji Press, Ltd.]