東京メトロの本田会長退任へ=民間人事介入問題で
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政府は23日、東京メトロの本田勝会長(70)が退任し、後任に東京都副知事などを歴任した川澄俊文副会長(67)を充てる人事を閣議了解した。山村明義社長(65)を再任する人事も了解した。6月27日の株主総会を経て就任する。
本田氏は国土交通省の元事務次官で、今年3月、民間企業「空港施設」の経営陣に対して同省OBの副社長を社長に昇格させるよう求めていたことが発覚し、「人事介入」として問題になっていた。斉藤鉄夫国交相は23日の記者会見で、本田氏が「自らの言動が会社やお客さまに多大な迷惑をかけ、深く反省している」などとして、任期満了に伴い退任を東京メトロに申し出たと明らかにした。
また、政府は、新関西国際空港の社長に保田亨副社長(62)が就任し、成田国際空港の社長に田村明比古社長(67)を再任する人事も了解した。保田氏の就任は6月28日付。
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