両陛下、戦没船員追悼式に=慰霊碑に供花―神奈川

社会 皇室

天皇、皇后両陛下は24日、神奈川県横須賀市の県立観音崎公園で開かれた「第50回戦没・殉職船員追悼式」に出席された。両陛下は黙とうの後、戦没船員の碑に白い花束を供え、深く一礼した。

天皇陛下は式典で、深い哀悼の意を表し、「わが国の平和と繁栄が、戦没・殉職船員をはじめとする多くの人々の尊い犠牲の上に、国民のたゆみない努力によって築き上げられてきたものであることを、決して忘れてはならない」と述べた。

太平洋戦争では、多くの民間船が徴用され、6万人余りの船員が犠牲となった。式典には遺族らが出席し、陛下は退席時、兄を亡くした中里洋平さん(92)に「お体に気を付けて」と声を掛けた。皇后さまは、父親を幼い頃に亡くしたという和田洋子さん(81)を「ご苦労されましたね」といたわった。

両陛下の追悼式出席は1994年以来で、即位後初めて。上皇ご夫妻が第1回や節目の式典に出席してきた。

「第50回戦没・殉職船員追悼式」であいさつされる天皇陛下=24日午前、神奈川県横須賀市の観音崎公園(代表撮影)「第50回戦没・殉職船員追悼式」であいさつされる天皇陛下=24日午前、神奈川県横須賀市の観音崎公園(代表撮影)

「第50回戦没・殉職船員追悼式」で供花される天皇、皇后両陛下=24日午前、神奈川県横須賀市の観音崎公園(代表撮影)「第50回戦没・殉職船員追悼式」で供花される天皇、皇后両陛下=24日午前、神奈川県横須賀市の観音崎公園(代表撮影)

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