富士通社長が謝罪=原因「修正済み」―コンビニ交付トラブル
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富士通の時田隆仁社長は24日、マイナンバーカードを使ったコンビニエンスストアでの証明書交付サービスで不具合が相次いだことについて、「住民が利用する行政サービスの信頼を損ねる事態となった」と謝罪した。一連のトラブルを受けてデジタル庁がシステムの停止と点検を求めてから、同社トップが発言するのは初めて。
同日の経営計画説明会で述べた。不具合の原因に関して時田氏は、それぞれのケースで事情が異なるとした上で、「直接的な原因は判明し、修正が済んでいる」と説明。今後は、「次から次に起こるということはない」との見方を示した。
再発防止に向け、時田氏は「具体策まで踏み込んで決定し、迅速に実行する」と表明した。一方、社内処分に関しては、「申し上げる段階にはない」と言及を避けた。
マイナンバーカードによる証明書交付サービスの不具合について、経営計画説明会で謝罪する富士通の時田隆仁社長(ユーチューブより)
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