基地問題、国際社会も関心を=沖縄知事、国連人権理で訴え

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【ジュネーブ時事】沖縄県の玉城デニー知事は18日、スイス・ジュネーブを訪れ、国連人権理事会に出席した。在日米軍基地が沖縄に集中し、県民の大きな負担となっている現状を説明。「平和が脅かされ、意思決定への平等な参加が阻害されている」と述べ、国際社会もこの問題に関心を持つよう訴えた。

沖縄県知事が人権理で基地問題について発言するのは2015年の翁長雄志前知事(18年死去)以来8年ぶり2人目。

18日、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会で発言する沖縄県の玉城デニー知事18日、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会で発言する沖縄県の玉城デニー知事

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