30年に700トンの乾式貯蔵施設=福井県に事前了解願い提出―関電

経済・ビジネス

関西電力は8日、原発から出た使用済み核燃料を構内で一時保管する乾式貯蔵施設について、2030年ごろを目標に、同社の全原発で計約700トンを保管できる施設を完成させる方針を明らかにした。同日、国の審査を受けるための事前了解願いを福井県と立地町に提出。県は今後、計画内容を精査して判断するとしている。

乾式貯蔵は使用済み燃料を、陸上で専用容器に入れて保管する方法。福井県内には、燃料貯蔵プールが最短3.7年で満杯になる見通しの原発もあるため、今後の県外搬出に備えて構内で一時保管する。具体的には、同県の大飯(おおい町)、高浜(高浜町)、美浜(美浜町)の3原発内5カ所で、使用済み燃料1530体を貯蔵する施設を検討している。

関西電力の原発内への乾式貯蔵施設設置について、同社担当者(右)から事前了解願いを受け取る福井県の坂本裕一郎防災安全部長=8日午後、福井市関西電力の原発内への乾式貯蔵施設設置について、同社担当者(右)から事前了解願いを受け取る福井県の坂本裕一郎防災安全部長=8日午後、福井市

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース