自民裏金調査、不記載など85人=14日に集中審議、野党追及

政治・外交

自民党は13日昼の衆院予算委員会理事会で、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関する党所属国会議員らを対象としたアンケート調査結果を提示した。同委は14日、「政治とカネ」の問題をテーマに集中審議を開く予定。野党は調査結果を基に追及を強める構えだ。

調査結果によると、アンケートは党所属の全議員374人と選挙区支部長10人を対象に実施。パーティー収入のキックバック(還流)や中抜きに関する政治資金収支報告書への不記載・誤記載があったのは85人だった。

一方、立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党は13日午前の国対委員長会談で、裏金事件に関与した安倍、二階両派幹部から弁明を聴取するため、政治倫理審査会の開催を求めることを確認した。衆院政倫審の田中和徳会長(自民)に開催を申し入れた。

立民の安住淳国対委員長は自民の浜田靖一国対委員長と会談し、政倫審を受け入れなければ、2024年度予算案採決の前提となる中央公聴会の設定に応じないこともあり得るとけん制した。

自民は5日、キックバックの政治資金収支報告書への不記載が判明した安倍、二階両派の現職議員82人のリストを提示したが、野党は「不十分だ」と主張。自民はこれを踏まえ、82人や党内6派閥の責任者らへの聞き取りとアンケートを進めていた。

衆院予算委員会理事会に臨む小野寺五典委員長(中央奥)ら=13日午前、国会内衆院予算委員会理事会に臨む小野寺五典委員長(中央奥)ら=13日午前、国会内

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