コヒマの戦い、慰霊碑落成=80年前のインパール作戦激戦地―インド

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【コヒマ(インド)時事】第2次大戦中のインパール作戦の激戦地だったインド北東部ナガランド州コヒマで8日、慰霊碑の落成式典が行われた。今年は作戦から80年の節目に当たり、戦死した日本軍、英領インド軍の兵士のほか、戦闘に巻き込まれ犠牲となった地元住民を慰霊するため州政府が建立。鈴木浩・駐印大使や州政府高官らが式典に出席した。

式典には、コヒマで戦闘を経験した故塚田善四郎さんの親族で、ニューデリー近郊に駐在する日本企業社員の鈴木誠一さん(53)も参加した。塚田さんは、新潟県出身で高田歩兵第58連隊に所属。激戦を生き延び、2010年に亡くなった。

鈴木さんによると、塚田さんは生前、コヒマの戦いについて、敵の攻撃を避けるため夜間に行動していたと話していたという。鈴木さんは「慰霊碑の建立が当時を思い出すきっかけになれば」と語った。

生前に撮られた塚田善四郎さんの写真。親族の鈴木誠一さんが慰霊碑落成式典に持参した=8日、インド北東部ナガランド州コヒマ生前に撮られた塚田善四郎さんの写真。親族の鈴木誠一さんが慰霊碑落成式典に持参した=8日、インド北東部ナガランド州コヒマ

8日、インド北東部ナガランド州コヒマに建立された慰霊碑の前で取材に答える鈴木誠一さん8日、インド北東部ナガランド州コヒマに建立された慰霊碑の前で取材に答える鈴木誠一さん

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