原爆正当化発言に反論=広島、長崎両市長

政治・外交

米共和党の重鎮グラム上院議員が広島、長崎への原爆投下を正当化する発言をしたことについて、広島、長崎両市の市長は16日、それぞれの記者会見で反論し、不快感を示した。

広島市の松井一実市長は、昨年の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)でバイデン米大統領が核兵器のない世界を目指すと表明したことを引き合いに、原爆投下の正当化は「理想に向けてこれからやっていくべき方向と逆行する。考え方を改めていけたらとお願いしたい」と語った。

長崎市の鈴木史朗市長は「原爆投下、核兵器の使用、これに正当化の余地は1ミリもない」と強調。「原爆投下でいかに非人道的、そして破滅的な結末が起こったか。それを踏まえれば、いかなる理由をもってしても正当化されるものではない」と述べた。

広島市の松井一実市長(写真左)と長崎市の鈴木史朗市長広島市の松井一実市長(写真左)と長崎市の鈴木史朗市長

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