池田小児童殺傷から23年=追悼式典で冥福祈る―大阪

社会

児童8人が犠牲となった大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の殺傷事件は、8日で発生から23年を迎えた。同校では追悼式典「祈りと誓いの集い」が開かれ、遺族らが犠牲者の冥福を祈った。

式には遺族や児童、学校関係者ら約770人が参加。事件発生時刻の午前10時12分に合わせて黙とうし、亡くなった児童の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」の鐘を鳴らした。

6年生の3人が児童を代表し、「当時の6年生は1年生の手を引き、安全な場所まで避難しようとした。私も他の人を守れる存在になりたい」とあいさつ。「事件を風化させず安全な社会にしていく」などと誓いの言葉を述べた。

事件は2001年6月8日に発生。当時37歳だった宅間守元死刑囚=04年執行=が刃物を持って校内に侵入し、1年生の男児1人と2年生の女児7人を殺害。児童と教諭計15人が重軽傷を負った。

同校では事件を教訓に、教職員による不審者対応訓練などを継続的に実施している。

大阪教育大付属池田小学校の殺傷事件から23年を迎え、追悼式典で鐘を鳴らす児童=8日午前、大阪府池田市大阪教育大付属池田小学校の殺傷事件から23年を迎え、追悼式典で鐘を鳴らす児童=8日午前、大阪府池田市

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