最高裁長官に今崎氏就任へ=戸倉氏の後任、裁判官出身

社会

8月10日に定年退官する戸倉三郎最高裁長官(69)の後任として、今崎幸彦最高裁判事(66)を第21代長官に指名することが8日、固まった。近く閣議決定される見通し。

今崎氏は裁判官出身で、主に刑事裁判を担当。2022年の最高裁判事就任後は、3日に言い渡された旧優生保護法に基づく強制不妊訴訟の大法廷判決で、不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」の適用について「著しく正義・公平の理念に反し、容認できない」とする多数意見を述べた。

裁判長としては、トランスジェンダーの経済産業省職員が女性トイレを使用制限されたことを巡る訴訟を担当。国の対応を「裁量権の範囲を逸脱し、違法」と判断し、職員勝訴の判決を言い渡した。

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