米軍、無人偵察機を沖縄配備へ=期限なし、玉城知事「遺憾」

政治・外交

防衛省沖縄防衛局は8日、沖縄県に対し、米軍が嘉手納基地(同県嘉手納町など)に大型無人偵察機「トライトン」数機を配備すると説明した。今後数週間以内に展開し、期限は定めない。玉城デニー知事は「大変遺憾だ」とのコメントを出した。

玉城知事は同基地について、パラシュート降下訓練の実施や相次ぐ外来機の飛来など「負担軽減と逆行する状況が続いている」と指摘。沖縄防衛局に対し、配備計画の見直しや目に見える形での基地負担軽減を求める考えを示した。

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大型無人偵察機「トライトン」の実物大模型(オーストラリア国防省提供・AFP時事)大型無人偵察機「トライトン」の実物大模型(オーストラリア国防省提供・AFP時事)

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