三菱自、鴻海からEV供給=オセアニア向けを生産委託

経済・ビジネス

三菱自動車は7日、台湾の電子機器製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業から電気自動車(EV)の供給を受けると発表した。生産コストを抑制しつつEVのラインアップを拡充するのが狙い。2026年後半にオーストラリアとニュージーランドで販売を始める。鴻海が日本の自動車メーカーにEVを供給するのは初めて。

鴻海傘下のEV事業会社が開発を担い、三菱自が自社ブランドで販売する。鴻海にとっても三菱自の販売網を活用できるメリットがある。鴻海は他の日本の自動車メーカーとも協業を模索している。

台湾の鴻海(ホンハイ)グループが台北で開いたイベントで公開した電気自動車(EV)=2023年10月(EPA時事)台湾の鴻海(ホンハイ)グループが台北で開いたイベントで公開した電気自動車(EV)=2023年10月(EPA時事)

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