比、JPドラゴンのリーダー拘束=福岡県警が窃盗容疑で逮捕状
Newsfrom Japan
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フィリピンの入国管理局が、同国を拠点とする元日本人暴力団員らの犯罪組織「JPドラゴン」のリーダーとされる吉岡竜司容疑者(55)の身柄を拘束したことが6日、捜査関係者への取材で分かった。JPドラゴンは、「ルフィ」などと名乗る広域強盗事件の指示役とされる今村磨人被告(41)=強盗致死罪などで起訴=らの特殊詐欺グループとつながりがあったとみられる。
捜査関係者によると、吉岡容疑者は4日、同国北部ルソン島で拘束されたという。福岡県警が2023年6月、警察官を装って日本人に電話をかけ、キャッシュカードを盗んだ特殊詐欺事件に関わったとして、窃盗容疑で逮捕状を取っていた。
JPドラゴンを巡っては昨年、警視庁が幹部の男を逮捕。また、フィリピン入国管理局は先月、福岡県警が逮捕状を取っていたメンバー7人を拘束した。日本の警察当局は今後、フィリピン当局側に身柄の引き渡しを求める方針。
フィリピンのマニラ首都圏にある入国管理局の収容所=2023年2月(EPA時事)
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