JR東社長ら、冥福祈る=38人死傷、羽越線脱線事故20年―山形
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山形県庄内町で2005年12月、JR羽越線の特急列車が突風で転覆し5人が死亡、33人が重軽傷を負った事故から20年となる25日、現場近くの慰霊棟で、遺族やJR東日本関係者らが犠牲者の冥福を祈った。
同社の喜勢陽一社長も参列。慰霊後に取材に応じ、「人材育成に力を入れ、究極の安全を目指すことでお客さまに安心をお届けする」と述べた上で、「そうしたJR東日本をつくるため、社長として先頭に立って取り組んでまいる」と誓った。
事故は05年12月25日午後7時15分ごろ発生。秋田発新潟行きの特急「いなほ14号」(6両編成、乗客乗員46人)が第2最上川鉄橋を渡り切ったところで脱線し、先頭車両が家畜小屋に突っ込むなど3両が転覆した。
慰霊碑に献花する喜勢陽一JR東日本社長(左)=25日午前、山形県庄内町
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