女性インフルエンサーを在宅起訴=法人税など1.5億円脱税―東京地検
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法人税など計約1億5700万円を脱税したとして、東京地検特捜部は25日、法人税法違反などの罪で、広告会社「Solarie」(東京都渋谷区)の黒木麗香社長(37)を在宅起訴し、法人としての同社を起訴した。同法違反ほう助などの罪で、男性会社役員2人も在宅起訴した。
黒木社長は「宮崎麗果」というインフルエンサーとして活動しており、インスタグラムのフォロワー数は約50万人。広告代理店から依頼を受け、インスタグラムで化粧品などを紹介すると、広告料が同社に入る仕組みだという。
起訴状によると、黒木社長は架空の業務委託費を計上する手口で、2021年1月期と24年1月期までの2年間に計約4億9600万円の所得を隠し、法人税など計約1億2600万円を脱税。22年2月~昨年1月、消費税など計約3100万円を脱税したなどとされる。
関係者によると、黒木社長は男性会社役員らに虚偽の領収書作成を依頼していた。脱税で得た資金は同社の事業費用に充てたという。
黒木社長は自身のインスタグラムで「深く反省している。必要な修正申告および納税に速やかに対応する」とコメントした。
「宮崎麗果」として活動する黒木麗香氏(同氏の公式サイトより)
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