国債発行総額180.7兆円=新規国債、5年ぶり増加―来年度計画
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財務省は26日、2026年度の国債発行計画を発表した。発行総額は25年度当初と比べて3兆8352億円増の180兆6920億円となった。一般会計の財源不足を補う新規国債発行額は9369億円多い29兆5840億円で、当初ベースでは5年ぶりに増加した。
新規国債のうち、建設国債は6兆7160億円、赤字国債は22兆8680億円。過去に発行した国債の償還に充てる借換債は、4645億円減の135兆7586億円で全体の7割超を占める。財政投融資事業の財源となる財投債は13兆円。
市場関係者が注目する入札方式による定期的な国債発行額(カレンダーベース市中発行額)は、3兆8000億円減の168兆5000億円。年限別では、償還期間が10年を超える超長期債を減額する。また、金利上昇を背景に売れ行きが好調な個人向け国債は増額し、5兆9000億円の発行を見込む。
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