日米防衛相、抑止力強化で一致=小泉氏、対中協議の説明避ける

政治・外交

【ワシントン時事】米国を訪問中の小泉進次郎防衛相は15日(日本時間16日)、ワシントン近郊の米国防総省でヘグセス国防長官と約50分会談し、日米同盟の抑止力・対処力の強化で一致した。小泉氏は会談後、記者団から中国への対応を議論したか問われたのに対し「詳細は答えられない」と説明を避けた。

両氏は沖縄県など南西地域でのプレゼンス拡大を「同盟の最優先事項の一つ」と位置付け、自衛隊と米軍による高度な共同訓練を拡充する方針を確認した。東・南シナ海で活動を活発化させる中国への対抗が念頭にある。

防衛装備・技術協力についても協議し、日米が共同開発した迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の大幅増産に向けて議論を進める方針で一致した。

高市早苗首相の昨年11月の台湾有事発言を受け、中国は軍事圧力を強めている。小泉氏は中国を巡る協議内容に関して記者団に「インド太平洋地域における侵略抑止について、日米同盟が果たす重要な役割を再確認した」と述べるにとどめた。

儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受ける小泉進次郎防衛相(左)とヘグセス米国防長官=15日、米国防総省儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受ける小泉進次郎防衛相(左)とヘグセス米国防長官=15日、米国防総省

小泉進次郎防衛相(左手前から3人目)と会談するヘグセス米国防長官(右手前から4人目)=15日、米国防総省小泉進次郎防衛相(左手前から3人目)と会談するヘグセス米国防長官(右手前から4人目)=15日、米国防総省

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