iPS製品、保険適用へ議論開始=心疾患とパーキンソン病治療で―中医協

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中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関、中医協)は8日、世界初となる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った二つの再生医療製品について、公的医療保険の適用に向けた議論を開始した。今夏にも公定価格を決定し、医療現場での使用が始まる見通し。

保険適用が申請されているのは、大阪大発のベンチャー企業「クオリプス」による心臓病患者向けの「リハート」と、住友ファーマのパーキンソン病患者向けドーパミン神経細胞「アムシェプリ」。

リハートは、心筋細胞シートを患者の心臓に貼り付けて機能を回復させる。アムシェプリは神経細胞を脳内に移植して運動機能の改善を図る。中医協は、リハートを医療機器、アムシェプリを医薬品として扱い、公定価格を算定する。

人工多能性幹細胞(iPS細胞)の顕微鏡写真(山中伸弥京都大教授提供)人工多能性幹細胞(iPS細胞)の顕微鏡写真(山中伸弥京都大教授提供)

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