改憲起草委、巨大与党が提案=議論加速要求、衆院審スタート
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衆院憲法審査会は9日、今国会初の討議を行い、憲法改正を巡る議論をスタートさせた。自民党と日本維新の会は「条文起草委員会」の設置を提案。審査会を毎週開催し、議論を加速させることを要求した。両党は2月の衆院選で改憲発議に必要な3分の2以上の議席を確保しており、議論が進むかが焦点となる。
自維両党が昨年交わした連立政権合意書は、起草委設置に加え、緊急事態条項を創設する条文案の今年度中の国会提出を目指すと明記している。
自民党の新藤義孝元総務相は緊急事態条項について「いよいよ条文案を詰める段階に入っている」と指摘。審査会を定例日の木曜日に「安定的に開催したい」と求めた。維新の馬場伸幸前代表も「論点は出尽くしている」と述べ、起草委での改憲原案作成に入るべきだと強調した。
野党からも賛同の声が上がった。国民民主党の玉木雄一郎代表は「条文案づくりへの着手が重要だ」と自維両党に同調。参政党の和田政宗国対委員長は「創憲」を主張しつつ「改正議論には積極的に参加する」と述べた。チームみらいの古川あおい政調会長は「時代の変化に合わせて憲法の在り方を検討することには前向きだ」と語った。
中道改革連合の国重徹氏は改憲論議について、「拙速に進めるべきでない」としつつ「停滞も望ましくない」との考えを示した。立憲民主党出身者と公明党出身者の温度差が背景にあるとみられる。共産党の畑野君枝氏は「起草委をつくることは国民への改憲押し付けだ」と訴えた。
今国会初の討議が行われた衆院憲法審査会で発言する自民党の新藤義孝氏=9日午前、国会内
今国会初の討議が行われた衆院憲法審査会で発言する中道改革連合の国重徹氏=9日午前、国会内
今国会初の討議が行われた衆院憲法審査会で発言する国民民主党の玉木雄一郎代表=9日午前、国会内
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