東エレク台湾子会社の元従業員有罪=法人は罰金、TSMC機密窃取事件
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【台北時事】半導体受託生産世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)の機密窃取事件で、台湾の裁判所は27日、国家安全法違反罪などに問われた東京エレクトロン(TEL)台湾子会社の元従業員、陳力銘被告に懲役10年の一審判決を言い渡した。子会社にも罰金1億5000万台湾ドル(約7億6000万円)を科した。
陳被告は技術者で、TSMCからTEL子会社に転職して製造装置販売を担当し、事件が発覚した昨年に解雇された。判決によると、被告は2023年~25年、TSMCの元同僚ら3人から先端半導体に関する機密情報を不法に得た。検察側は、被告が製造装置を改善してTSMCに売り込むため情報収集したと指摘した。
台湾の中央通信社によると、核心的技術を守るため国家安全法が22年に改正されて以降、初の判決となった。裁判所は元同僚ら3人にも懲役2~6年の判決を言い渡した。
TELは判決に関してコメントを発表し、同社と台湾子会社による「組織的な関与や機密情報の外部流出は確認されていない」と強調した。(了)
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