大麻成分CBN、販売や使用禁止に=「リラックス」でクッキーやグミ―6月から、幻覚など可能性・厚労省
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大麻由来の成分「カンナビノール(CBN)」について、厚生労働省は6月から販売や所持、使用などを禁止する。健康被害とみられる報告を受け、動物実験で幻覚などの影響がある可能性が高いことが判明。省令を改正し、医薬品医療機器法の指定薬物として規制する。
CBNは、麻薬取締法の規制対象である「テトラヒドロカンナビノール(THC)」を酸化して生成される。リラックスや睡眠改善の効果があるとして、成分を含むクッキーやグミ、電子たばこなどが販売されていた。
昨年5月、山梨学院大(甲府市)の学生がCBNを含有するクッキーを食べた後、寮の2階から飛び降りるなどして問題になった。厚労省によると2024年10月以降、CBNを含む食品を摂取後に、気分が悪くなったり搬送されたりしたケースが4件確認された。
動物実験で幻覚などの悪影響を生じさせる可能性が高いことが判明し、同省の専門部会は昨年10月、指定薬物として規制することを決めた。
改正省令は6月から施行される。CBNを含む製品の製造・販売や所持、使用などが禁止され、違反すれば最長で拘禁刑5年などの刑事罰に問われる。既に製品を保有している事業者や個人は、持ち去りを防ぐため中身が見えないようにするなどして、廃棄しなければならない。
一方、CBNは難治てんかんなどの治療にも用いられるため、代替する治療法がない場合は同省に届け出れば特例として引き続き使用できる。
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