中国対応「同志国と連携」=防衛白書の概要判明

政治・外交

2026年版防衛白書の概要が3日、判明した。不透明な軍備増強を続ける中国に対し「総合的な国力と同盟国・同志国との協力・連携により対応すべきだ」と明記。ウクライナと中東で無人機や人工知能(AI)が幅広く使われたことを踏まえ、「新しい戦い方」に関する項目を新設し、取り組みを強化する必要性を訴えた。

中国の軍事動向に関しては、「国際社会の深刻な懸念事項で、最大の戦略的挑戦」と前年版の表現を踏襲した。その上で、太平洋で空母2隻が初めて同時展開したことや、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射事案に言及。台湾周辺で軍事演習を繰り返しているとして「実戦能力の向上」を図っていると警戒感を示した。

新しい戦い方に関しては、ロシアのウクライナ侵攻で安価な無人装備品が大量投入され、従来のミサイルと合わせた大規模な複合攻撃が展開されたと説明。「平素からの備蓄や、持続的な対応能力を確保することの重要性」が浮き彫りになったと指摘した。

中国海軍が公開した空母「福建」の艦載機の発艦訓練=2025年9月(中国海軍のSNSアカウントより)中国海軍が公開した空母「福建」の艦載機の発艦訓練=2025年9月(中国海軍のSNSアカウントより)

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