定数削減、今国会成立見送りへ=与党党首会談で確認

政治・外交

高市早苗首相(自民党総裁)と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は7日、国会内で会談した。衆院議員定数削減法案と「副首都」創設法案の取り扱いを協議。野党が特に反発する定数削減法案について、今国会での成立を見送る方針を確認した。

与党関係者が明らかにした。今秋に想定される臨時国会で、改めて成立を図る構え。8日にも、2法案の成立断念を迫って衆院の審議を拒否する野党側に伝え、正常化を目指す。もっとも、与党は副首都法案の今国会成立を譲らない意向で、野党が審議復帰に応じるかはなお不透明だ。

首相は、17日の今国会会期末まで2週間を切る中で「残る議員提出法案の取り扱いなど、今後の進め方について意見交換を行った」と記者団に語った。ただ、詳細は「差し控える」と言及を避けた。会期延長の是非は議題にならなかったという。

野党が求める衆院予算委員会の集中審議に関しては「要請があれば出席して答弁している。今後も方針は変わらない」と従来の姿勢を繰り返した。

一方、吉村氏は2法案などの扱いについて「(与野党の)国対委員長間で協議を進めていく」と説明した。

衆院で、与党は皇室典範改正案の審議を最優先するため2法案の審議を中断している。衆参両院の野党国対委員長は7日の会談で、2法案の撤回を求める方針で一致。「安易な延長を認めない」ことも確認し、2法案成立に向けた与党内の会期延長論をけん制した。

高市早苗首相との会談を終え、記者団の取材に応じる日本維新の会の吉村洋文代表=7日午後、国会内高市早苗首相との会談を終え、記者団の取材に応じる日本維新の会の吉村洋文代表=7日午後、国会内

日本維新の会の吉村洋文代表との会談を終え、記者団の取材に応じる高市早苗首相=7日午後、国会内日本維新の会の吉村洋文代表との会談を終え、記者団の取材に応じる高市早苗首相=7日午後、国会内

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