日銀、1.5%への利上げ必要=インフレ対策で―米エコノミスト

経済・ビジネス

【ニューヨーク時事】米金融・情報サービス大手S&Pグローバルの元副会長で著名エコノミストのポール・シェアード氏は27日、インタビューに応じ、歴史的な円安水準となる中、日銀は輸入物価の上昇によるインフレに対処するため、政策金利を現状の1.0%から1.5%まで引き上げることが必要との認識を示した。

シェアード氏は、日銀が拙速な利上げでデフレに戻るリスクを長らく警戒し、慎重に金融政策を運営してきたと指摘した上で「もう少し大胆な政策を打ち出してもいい」と強調。0.25%幅の引き上げを2回実施し、「1.5%くらいまで利上げして様子を見て、高インフレが続くようなら、もう少し調整すべきだ」と語った。

シェアード氏は、日米金利差以外の構造的な円安要因について「東日本大震災以降、原発由来の電力が減り、今の原油価格の上昇が痛手となっている」と説明した。

インタビューに応じるS&Pグローバル元副会長のポール・シェアード氏=27日、米ニューヨークインタビューに応じるS&Pグローバル元副会長のポール・シェアード氏=27日、米ニューヨーク

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース