食品輸出、10.9%増=過去最高、緑茶やブリがけん引―26年上期

経済・ビジネス

農林水産省は4日、2026年1~6月の農林水産物・食品の輸出額が前年同期比10.9%増の8977億円だったと発表した。15%超増加した前年同期と比べて伸びは鈍化したものの、金額は上半期として過去最高だった。

品目別では、緑茶やブリ、ソース混合調味料など23品目が過去最高を記録し、全体を押し上げた。最も輸出額が伸びた緑茶は、83.5%増の482億円。欧米や東南アジアで、抹茶ラテやスイーツ向けを中心に需要が高まった。北米や韓国向け需要が堅調なブリは、単価上昇の影響もあって69.0%増の434億円だった。

政府が輸出拡大を目指すコメは、金額が11.6%増加したものの、数量は13.7%減少した。コメ価格の高止まりが輸出先での販売に影響したとみられる。

国・地域別の輸出額は、最も大きい米国向けが15.3%増の1626億円。ベトナム向けは35.4%、韓国向けは20.5%それぞれ伸びた。

米カリフォルニア州ロサンゼルスの喫茶店で提供されている抹茶ドリンク=資料(AFP時事)米カリフォルニア州ロサンゼルスの喫茶店で提供されている抹茶ドリンク=資料(AFP時事)

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