車田正美さん、46億円横領被害訴え=「聖闘士星矢」作者、元マネジャーら提訴―東京地裁
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人気漫画「リングにかけろ」「聖闘士星矢」で知られる漫画家の車田正美さんが2日、東京都内で記者会見を開き、自身が代表を務める3社から、マネジャーだった元役員の男性らが計約46億円の資金を横領していたと公表した。このうち、弁済された18億円を差し引いた計約28億8600万円の損害賠償を求める訴訟を同日、東京地裁に起こした。
原告は著作権管理会社「車田プロダクション」など3社。訴状などによると、元役員は3社の経理業務や外部との対外交渉を統括し、少なくとも2018~24年、いずれも自身の支配下にあった複数の会社名義の口座に、3社の資金を無断で送金したほか、取引先からのライセンス料を振り込ませるなどしていたという。
車田さん側は、横領には元役員のほか6人が関与したと主張。資金は暗号資産(仮想通貨)の投資などに充てられており、発覚を免れるため、取引先からの振込先として関連会社を装った会社を秘密裏に設立していたと訴えた。
被害は24年2月ごろ、東京国税局からの指摘で発覚。元役員は車田さんに対し、不正流出を認めた一方、「先生のためを思ってやった」などと弁明したという。
車田さんは記者会見で「発覚当時は信じられなかった。私利私欲のために信じていたものを平気で裏切る人間がいるのだなと、どうしようもないやるせない思いだ」と語った。
横領被害に遭ったとして、記者会見する漫画家の車田正美さん=2日午前、東京都千代田区
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