鉄鋼過剰生産で共通枠組み合意=日米欧、中国の「迂回輸出」念頭
Newsfrom Japan
国際・海外 経済・ビジネス- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
【ワシントン時事】日米欧など28カ国・地域は9月30日、鉄鋼の過剰生産に関する閣僚会合を開き、第三国を経由した「迂回(うかい)輸出」を監視する包括的な枠組みで合意した。中国を念頭にした措置。溶解や鋳造が行われた国の情報などを収集し、流通経路の透明性を確保する。
生産地に関する情報を共有し、鉄鋼輸入の監視システムの構築や強化に取り組む。迂回輸出が疑われる貿易について、情報交換などを進めて対処する。安価な鉄鋼製品の流入による国内鉄鋼産業への打撃に対処するため、反ダンピング(不当廉売)措置や相殺関税などの措置を適切な場合に講じる。
28カ国・地域が30日、20カ国・地域(G20)貿易相会合に合わせた会合で、閣僚声明を採択した。声明は、政府の補助金などが「本来なら市場の力で退出を迫られる不採算の生産能力を保護し、貿易をゆがめ、世界各地の市場原理に基づく生産者を弱体化させている」と警鐘を鳴らした。
[Copyright The Jiji Press, Ltd.]
