• 占領期最大の恐怖「公職追放」

    戦後の日本で、職業軍人をはじめ、「好ましくない人物」と判断された政治家、経済人、言論人、地方の実力者ら約21万人が排除された「公職追放」。それは、占領期の日本人にとって最も恐ろしいことで、戦後政治は大混乱し、全国で100万人が大きな影響を受けた。忘れられつつあるパージの実態を連載で追う。

    バナー写真:米軍艦ミズーリ号上で行われた降伏文書調印式(1945年9月2日)=共同通信