• 認知症と生きる

    高齢化が進展する日本では、認知症の人とその予備軍を合わせて1000万人を超えたと言われ、世界一の認知症大国となった。かつては「痴呆」呼ばわりされたこともあったが、歳を取れば誰でもなり得る疾病だ。何もできなくなるのではなく、残された能力を使って自分らしく生きることが問われている。

    写真:竹を切ってベンチを作る認知症の人々=東京都町田市(撮影:持田譲二)