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「逆オイルショック」の光と影—世界経済の波乱要因にも

国際市場で原油価格が下落を続けている。2014年夏からほぼ半年で4割も急落し、5年ぶりの安値となった。エネルギー輸入国の日本には朗報だが、急激な原油安は世界経済への新たな波乱要因になりつつある。「逆オイルショック」の様相も見せ始めた原油安の光と影。年明け以降も注視していく必要がある。 日本では冬場の需要期を迎え、ガソリン・灯油価格の値下がりが原材料や製品価格の上昇に悩まされてきた産業界や一般…
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亡命と移民の現代秋草 俊一郎

2012年の夏から、2014年の春まで、ハーヴァード大学の客員研究員として過ごした。アメリカ北東部、ニューイングランド地方の中核都市である古都ボストンは、全米でも屈指の観光都市であり、ハーヴァード大学にも観光客が多数流れてくる。私も時間があるときには観光客に混じって街めぐりの「ツアー」によく参加した。10ドルほどで一時間、街の名所をガイドが解説付きで回ってくれるのだ。ハーヴァード・ヤード、きら…
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ウクライナ問題をめぐる岸田外相の訪露と関与の提言渡邊 啓貴

ウクライナ情勢が動揺し続けている。筆者は、この問題は国際秩序維持国と維持修正派の角逐であると考えている。そうした構造の中では当然、「意志の強さの不均衡」が起こり、修正派の勢いに押されて、現状維持国は宥和的姿勢をとりがちとなる。欧米では第二次大戦前のドイツとの攻防を彷彿とさせる議論も多く出ている。これは単なる地政学的発想の回帰や資源をめぐるグレートゲームではない。もっと大きなグローバルな係争であ…
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日本は静観を——「意地」と「欲」で迷走するウクライナ情勢河東 哲夫

東ウクライナでは遂に民間機の撃墜まで起き、298名もの人々が命を失った。そして東ウクライナの住民も、よそ者同士の争いに巻き込まれるのを嫌って、50万人以上がロシア領に避難した。しかしウクライナをめぐる東西対立の一方にいる米国オバマ政権は、この紛争で何を求めているのか、どこまで行くつもりなのか、明確な方針を欠いている。ロシアの方も、好戦派と妥協派がクレムリンで争っていると伝えられる。あえて野球試合に…
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日本外交戦略にとってのモンゴルを再評価する岡 洋樹

「モンゴル3横綱時代」で、一段と親しみを増したモンゴル国。最近では北朝鮮による日本人拉致問題で北朝鮮との仲裁役を務め、外交舞台でも注目されている。歴史的視点から日蒙関係を再考する。
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ウクライナ問題を活用した積極外交を河東 哲夫

ウクライナ情勢をめぐる米ロの対立が激化する中、オバマ米大統領が来日する。安倍政権下でロシアとの関係強化を図ってきた日本が取るべき方策は何か。旧ソ連圏での経験が長い元外交官の河東哲夫氏が考察。
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日本の「ユーラシア外交」(1997〜2001)東郷 和彦

1990年代後半から2000年代初頭の4年間、自民党政権下で3人の総理によって展開された「ユーラシア外交」。その意味と軌跡を元外務省欧亜局長の東郷和彦氏がたどった。
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小津安二郎のまなざしナウム・クレイマン

国際的に高い評価を受ける小津作品。ロシアではどのように受け止められているのだろうか。小津映画をロシアに紹介した映画評論の第一人者、ナウム・クレイマン氏に語ってもらった。
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中国の活発な首脳外交と「インド太平洋」の地政学白石 隆

10月上旬、インドネシア・バリ島でアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議と環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉首脳会合、ブルネイで東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議をはじめ、日本・ASEAN首脳会議、ASEANプラス3(日中韓)首脳会議、東アジア首脳会議などの一連の「ASEANプラス」の首脳会議が開催された。 その首尾はほぼ予想通りだった。APEC首脳会議はアジア太平洋自由貿易…
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ロシア極東の中古日本車市場:黄金時代の後に来るのは?河尾 基

ロシア極東の中古日本車輸入ビジネスは、2008年秋のリーマンショックと2009年1月の輸入関税引き上げで、壊滅的な打撃を受けたと思われた。しかし、その後も粘り強く中古車輸入は続き、近年は盛り返す気配を見せている。日本から見た対ロシア中古車ビジネスについて考察する。
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