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台湾
漢詩と文人が紡いだ日台交流森 美根子

かつて文芸評論家の尾崎秀樹(おざき・ほつき)は、台湾総督府第4代総督児玉源太郎の時代(1898年からおよそ8年間)に盛んになった、漢詩文を介しての日台の交流について以下のように指摘したことがあった。 「文芸といえば漢詩をつくり漢文をよむことと考えられていたのが、当時の実状だった。台湾人の読書人とのあいだに、その意味であい通じ合う共通の地盤があった。それを統治者たちは意識的に有効に役立てたので…
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台湾で神社が多数造営されたわけ金子 展也

1895年4月17日、日清講和条約が調印された。台湾および澎湖島の日本への割譲が決定したことにより、日本の地にしか祭られなかった神道の神々が新しく日本の領土となった台湾へ、ヒト・モノ・カネの移動に伴い、海を渡り、台湾の地に祭られた。 6年後の1901年10月27日、台湾の総鎮守として台湾神社(44年に台湾神宮に改称)が鎮座した。そして、開拓の神々である大国魂命(おおくにたまのみこと)、大己貴…
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台湾LGBTQ映画から見る多様性という未来栖来 ひかり

2017年公開の『阿莉芙(アリフ)』という台湾映画がある。英語のタイトルは『Alifu, the Prince/ss』。「プリン(セ)ス」という言葉が示す通り、台湾先住民族のパイワン族の村の王子として生まれた「阿利夫」が、性適合手術を受けた後「阿莉芙」という名の王女として村の長を引き継ぐ話だ。異性愛に基づく夫婦形態や先住民族社会の古典的規範を通してLGBTQ(※1)の当事者たちが葛藤するストー…
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台湾の若者で「注音符号」が愛されているわけnippon.com編集部

今、台湾の若者の間で「注音符号」への愛着がかつてないほど高まっているという。 2018年3月8日、民進党の台南市長予備選の世論調査で、注音符号廃止を訴えた葉宜津立法委員(代議士)が支持率で最低となり、自身のフェイスブックが注音符号で書かれたコメントで荒らされたことが現地ニュースで話題になった。 注音符号とは、清朝末期から漢字の発音を記す方法として検討開発していたものを、中華民国が1…
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漫画の側面から日台交流に貢献してきた蔡焜霖氏酒井 亨

「愛日家」として知られ昨年7月に亡くなった蔡焜燦氏には、政治犯として投獄されたことがある実弟・蔡焜霖氏がいる。焜霖氏もまた「愛日家」であり、焜燦氏とはまた別の形で日台交流に大きく貢献してきた。 焜霖氏はこれまで台湾でも日本国内でも「元政治犯」の文脈で紹介されてきた。しかし彼はもう一つ別の顔がある。それは台湾における日本大衆文化受容の基礎を作った人物としてだ。彼はかつて日本の漫画を台湾にせっせ…
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日本と台湾と月刊『な~るほど・ザ・台湾』の休刊梶山 憲一

台湾で発行の日本語によるフリーマガジン、月刊『な~るほど・ザ・台湾』(略称『なる台』)が今年の4月号で休刊となった。 『なる台』は、日本人の旅行者や在住者に向けて、観光やグルメ、ショッピングの他、ビジネス、社会、文化など、台湾に関する幅広い記事を掲載する情報誌だった。1987年4月の創刊で、以来30年以上の刊行である。 創刊の年、台北にはまだ捷運(電車による市内交通網)はなく、台北10…
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台湾で根を下ろした日本人シリーズ:市井の食の伝道師——料理人・MASA(山下勝)馬場 克樹

高校時代、ほとんどの同級生が将来の目標を定められないまま、とりあえずの進学を目指す中で、早々と料理人として生きていくことを決意した山下には迷いが無かった。アルバイトはレストランの厨房(ちゅうぼう)でのキッチンヘルパー、原語で書かれたフランス料理のレシピ本を読みたい一心から、独学で料理に関するフランス料理用語も片言ではあるが習得した。高校を卒業すると、調理師免許の取得が可能な専門学校にはあえて通わず…
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台湾人のやさしさの源は「血の杯」?酒井 充子

台湾のどこに魅(ひ)かれるのかと聞かれると、私は迷わず「人」と答える。台湾へ行ったことがある人は、かなり高い割合で同意してくれるのではないだろうか。台湾の人たちの優しさや親切さは、他に例えるものを私は知らない。もちろん、それほどではない人にも遭遇するのだが。彼らの優しさの源はどこにあるのか。理由は人の数ほどあるだろうが、私が思い当たるいくつかの理由の一つを挙げてみたい。 それは、義兄弟。法律…
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台湾を変えた日本人シリーズ:台湾の上下水道を整備した日本人・浜野弥四郎古川 勝三

浜野弥四郎は、1869年9月9日に千葉県成田市で生まれた。90年第一高等中学校予科を卒業し本科に進んだ後、96年7月に帝国大学工科大学土木工学科を卒業した。卒業式の翌日、恩師で帝国大学工科大学の衛生工学講師のウイリアム・K・バルトン先生に呼び出された。 神戸市の技師長当時(提供:古川 勝三) 「浜野君、僕と台湾に行って一緒に仕事をしてくれないか」 内務省衛生局長の後藤新平か…
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九份、このままではいけない一青 妙

「妙さん、九份を案内してください」「一青さんと九份に行きたい」 こんな言葉を掛けられるたびに、私は暗い気持ちになる。なぜなら、人を案内できるほど、私は今の九份に愛着を感じていないからだ。 九份の街は、台湾の新北市瑞芳区の山間部にあり、中心都市の台北駅から車で1時間弱の場所にある。台湾旅行のパンフレットには、大抵、メインストリートに連なる赤ちょうちんと急な石段の九份の街並みの写真が掲…
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