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文学
大好きな台湾の作家・鄭清文をしのんで木下 諄一

11月4日正午。ぼくはある、日台友好団体の創立5周年記念パーティーに出席していた。100名を超す人たちが入り乱れ、あちこちで名刺交換が行われている。 10卓ほどのテーブルには日本人と台湾人がほどよく分かれて座っていた。日台交流の機会を増やそうと、主催者側が考案したためだ。 ぼくのテーブルにもたくさんの台湾人が座っていた。そして、その中の一人、見た目は30代ぐらいの男性がぼくの名刺を見て…
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[ニュース]「原爆の影の下で育った」=ノーベル賞「感動」−イシグロ氏

【ロンドン時事】今年のノーベル文学賞が授与される日系英国人作家カズオ・イシグロ氏は6日、ストックホルムで記者会見した。長崎県で生まれた同氏は「私の母は2発目の原子爆弾の被害者であり、私はある意味、原爆の影の下で育った」と回想。その上で「われわれの住む世界はますます危険になっているが、何とかして安全に暮らし続けられればと願っている」と語った。 ノーベル賞授賞式を前に、文学賞に決まったカズオ・…
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日本で蔡英文本が売れるわけ前原 志保

日本では今、広い意味での台湾本ブームが起きている。さまざまな雑誌で日々、台湾特集が組まれ、大型書店の旅行関連書籍コーナーには、台湾旅行のガイドブックに比較的広いスペースが確保されている。 そんな中、総統就任式の2016年5月20日、そして17年1月に2冊の蔡英文本が日本で出版された。台湾と発売順序が異なるが、蔡英文氏の著書『蔡英文 新時代の台湾へ(英派 點亮台灣的這一哩路)』と『蔡英文自伝:…
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「私は日本人であり、台湾人でもある」真ん中で生きるということ——芥川賞候補作家・温又柔の告白野嶋 剛

台湾文化センター(東京・虎ノ門)で8月10日、作家・温又柔さんの講演が行われ、会場は100人の聴衆で埋め尽くされた。温さんは芥川賞候補となった新作『真ん中の子どもたち』の創作への思いや、台湾生まれ、日本育ちとして日本語の文学を書く作家となった心の変遷、普段われわれが気づかない「日本人」や「日本語」という固定観念に対する違和感を存分に語り、「日本語とは何か」「日本人とは何か」といった本質的な問題を、…
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あれから36年、向田邦子をしのんで木下 諄一

もう36年も前の話だ。 台北駅が今の姿になる前、まだ小さくて、どこかの田舎の駅みたいだったころ、ぼくは早朝の6時半から切符売り場の窓口に並んでいた。今では信じられないような話だが、開いてる窓口は一つだけ。で、そこに何十人もの人がくねくねと折れ曲がりながら長い列を作っていた。 薄暗いロビーは夏だというのに、ひんやり涼しく、でもクーラーなんてものはないから、汗臭いにおいが充満してる。一種異…
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[ニュース]詩人の大岡信さん死去=「折々のうた」、文化勲章−86歳

詩人で文化勲章受章者の大岡信(おおおか・まこと)さんが5日午前10時27分、呼吸不全のため静岡県三島市の病院で死去した。86歳だった。葬儀は近親者で行う。後日、お別れの会を開く予定。 歌人・大岡博の長男として三島市に生まれた。妻は劇作家の深瀬サキ(本名大岡かね子)さん、長男は芥川賞作家の玲さん。 東大国文科卒。在学中から詩人として活動し、日野啓三らと「現代文学」を創刊。卒業後は谷川俊太…
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[ニュース]定家が見たオーロラ裏付け=13世紀の京都、観測可能-極地研など

13世紀初めに京都で目撃され、鎌倉時代の歌人藤原定家(1162~1241年)が日記「明月記」に書き残した赤いオーロラは、太陽活動が活発化し、巨大な磁気嵐が連続して起きたため生じたことが分かった。樹木の年輪に残された痕跡や、中国の歴史書などとの照合で裏付けられた。国立極地研究所と国文学研究資料館の共同研究チームが発表した。 太陽表面の大規模な爆発(太陽フレア)が起きると、高エネルギー粒子が地球…
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[ニュース]「お祭り」「一気に読む」=村上さん新刊に喜びと期待−東京

作家の村上春樹さん(68)の新作長編「騎士団長殺し」(全2巻、新潮社)が24日、北海道を除く全国で一斉に発売された。読書家には本格的な春の訪れに一歩先駆けた贈り物となり、書店は朝からにぎわいを見せた。 発売された村上春樹さんの新刊「騎士団長殺し」=24日未明、東京都渋谷区の代官山蔦屋書店(時事) 東京都新宿区の紀伊国屋書店新宿本店では、未明の営業に続き、朝も通常より2時間早い午前8時…
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夏目漱石:世界中で読み継がれる永遠の現代作家

近代日本の文豪、夏目漱石の誕生から今年で150年。江戸時代に生を受けた小説家ながら、なお現代日本人の胸を打ち、世界で再評価が進む。漱石の49年の生涯と、エゴイズムと孤独の苦しみを描いた作品の数々を振り返る。
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[ニュース]三島由紀夫の肉声テープ発見=自殺9カ月前、「死が肉体の中に」

作家の三島由紀夫(1925〜70年)が「自決」する約9カ月前の肉声を録音した未発表テープが、東京のTBS社内で発見された。同社が12日発表した。自身の死を予感させる発言や自作の「欠点」を語る場面など、晩年の作家を理解する上で貴重な資料となりそうだ。 「楯の会」会員4人とともに乱入した東京・市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監部のバルコニーで演説する三島由紀夫=1970年11月25日(時事) …
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