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漁業と海でつながる台湾と沖縄松田 良孝

昨年、日本で公開されたドキュメンタリー映画「台湾萬歳」(酒井充子監督)の中で一人の小柄な老人がこう話していた。 「2、3年間、私ね、沖縄人と一緒に魚捕りして、多少は、簡単のは、話がちょっと覚えていますよ」 声の主は、台東県成功鎮に住む張旺仔(チョウ・オウシ)さん(86)。 カジキ漁の様子について語る張旺仔さん、2017年10月4日、台湾・台東県成功鎮の自宅(撮影:松田 良孝…
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台湾~ハワイ 南島をつなぐ民族音楽隈元 信一

日本列島の南に浮かぶ島々は、文化の視点で見れば遠い親戚のようなものだ。東南アジア島しょ部から太平洋のハワイなどの島々は「オーストロネシア語族」と呼ばれる言語圏に分類されているが、そのルーツは台湾にあるという説が有力である。言葉だけでなく、言葉と密接な関係にある芸能(特に音楽)も通じ合う部分が多い。そして今、ばらばらに見える島々が民族音楽でつながろうとする動きが広がりつつある。 そうした動きを…
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台湾総督府庁舎(現・総統府)の建築秘話片倉 佳史

最近台湾で、中国との統一促進派がつくる団体「孫文学校」が、総統府を「台湾抗日英烈紀念館」への変更を住民投票で求めようとする運動を展開して、物議を醸したことがあった。 台湾が日本の統治下に置かれた半世紀(1895~1945)。その最高統治機関として君臨したのが台湾総督府である。その庁舎は現在、中華民国総統府として使用されている。今回は壮麗な風格を誇るこの建物の歴史をひもといてみよう。 台…
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長崎カステラは、和菓子である平野 久美子

私は、2年ほど前から横浜と長崎、二つの街でマルチハビテーションを楽しんでいる。長崎に来るようになって再確認したのは、カステラが、南蛮渡来文化の象徴として、立派な観光資源の一つであり土産物のドル箱になっていることだ。 特に、台湾、香港、中国、東南アジアの華人圏からやってくる観光客はカステラがお好きなようで、大型客船で乗り着ける中国人の団体客の多くは、有名カステラ店の紙袋を下げて船に戻ってく…
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台湾を変えた日本人シリーズ:台湾全島に電気をともした日本人——松木幹一郎古川 勝三

台湾中部南投県に台湾最大の湖がある。北側が丸形で南側が月形をしていることから日月潭(にちげつたん)と呼ばれる。風光明媚(めいび)な標高748メートルの湖は、年間600万人が訪れる一大観光地としても有名である。また湖を一周する39キロメートルのサイクリングロードは、世界中のサイクリストの憧れの地となっている。しかし、この湖が83年前から発電用ダム湖として利用され続け、台湾最大の水力発電所に寄与し…
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日本人女優を起用した避妊具の台湾広告に私が違和感を抱いた理由栖来 ひかり

近所のスーパーで買い物をしていたとき、レジ近くで気になるものを見て思わず立ち止まった。英国発で、世界的シェアを持つ「デュレックス(Durex)」の男性用避妊具が棚に並べられ、その上には近年台湾で活躍している日本人女優の大久保麻梨子氏が、肩を出した白いドレスを着てほほ笑みながら男性用避妊具の箱を片手に、「本物の感触で解いてあげる」というようなキャッチコピーが添えられていた。 大久保氏は元々、日…
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台湾の若者はなぜ親日的なのか?——「台湾版コミケ」にみる中間層の親和性と憧れ酒井 亨

日本の持つ魅力として、かなり知られているのはアニメの吸引力である。今回はその中でも台湾で開かれている「アニメ同人誌即売会」から、台湾の若者がいかにアニメに引かれ、それが台湾人の親日を構成する一因になっているかについて紹介したい。 筆者と同世代かそれ以上にとって「アニメ」といえば、「アルプスの少女ハイジ」など日曜日の午後7時台に放映されていた子供向けであるが、現在若者たちが「アニメ」という場合…
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台湾人の肥えた舌に「そば」で挑む大洞 敦史

2015年11月から台湾南部の町・台南で、地元育ちの妻と共に日本そばの店「洞蕎麦」を営んでいる。「洞蕎麦」はありがたいことに開店以来多くの方から支持を得ており、インターネット上でも好意的なレビューをたくさんいただいている。テレビにもよく取り上げてもらい、台南市の名店百選にも2年連続で選ばれた。台湾ではラーメンやうどんは人気を集めているが、そばの人気はそれほどでもなかった。その中で、そばを愛する日本…
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「拖拉庫」「里阿卡」から「女優」「激安」まで——台湾語に含まれる日本語の移り変わり米果

子供のころを振り返れば、筆者の周囲で話されている台湾語の中には、多くの日本語が含まれていた。戦後の台湾で日本文化が再び開放されてからは、さまざまな交流により若い世代が使う中国語にも日本語の語彙(ごい)を使う現象が発生している。
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「在日台僑」と「在日華僑」の間で——在日中華民国国籍保持者/台湾出身者をどう位置づけるか岡野 翔太

1945年以前、日本は台湾を統治していた経緯もあり、今なお日本には、その時代に来日した台湾人やその子孫が多く居住している。45年に中華民国が台湾を接収してからも台湾から来日する人は存在し、さらに台湾が民主化を成し遂げてからも来日する人は存在する。 ただ同じ在日「台湾人」とは言っても、来日した時期や彼らが青春時代に受けた教育やその当時の国内・国際情勢によって、彼ら自身のアイデンティティーや…
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