自慢のお弁当大公開
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冷めても美味しく、毎日食べても飽きがこない。
お弁当を美味しく感じるのはなぜだろう。
今回秋の自慢のお弁当を紹介してもらった5人のブロガーたちはみな、毎日「季節感を出すことを意識して、栄養バランスが取れるように、食材に気を使っている」という。たっぷり詰まった愛情が、最高の調味料になっているようだ。(写真は全て各ブロガーの提供)
季節感を演出するアイデアおかず入り(40歳代主婦)
「秋の鮭弁」(会社員のご主人用)
さつまいものコロッケは、栗の甘露(かんろ)煮をさつまいも生地で包み衣にそうめんを使って秋の味覚の栗のイメージでイガグリコロッケにしています。
厚焼き玉子と高野豆腐の含め煮は、型抜きして秋っぽく。
生麩(なまふ)も、紅葉を使って秋らしく。
主人用は、野菜多めで、高カロリーにならないようなお弁当になっています。
秋の焼きおにぎり弁当」(高校生の娘さん用)
焼きおにぎりは、最後に白ごまをまぶして栗に、
ウインナーと肉団子は組み合わせてどんぐりに見立てています。
娘用は、パンやめん類のお弁当だったり、高カロリーのおかずを入れたり、可愛らしくデコ弁のお弁当だったりします。
四季折々の旬の食材を使った季節感のあるお弁当作り。
週5日、約40分
ブログ:らんちたいむ・お弁当の備忘録♪
仕事の合間にほっとできるランチを(30歳代女性 金融関係勤務)
「最近野菜不足だから、今日のお弁当はたくさん野菜を使ってみたよ」「今日は仕事で難しい案件をこなさないといけないから、好きなおかずをいっぱい入れよう」こんなふうに自分自身と向き合えるのも、お弁当作りのメリットです。
野菜などの食材の自然な色合いを選ぶことが大前提。
私は基本的に、凝った調味料は使いません。使う調味料は、みそ、塩、しょうゆ、酒、みりん、ケチャップぐらいです。小さい頃から慣れ親しんできた味は、日々の調理に使いやすいだけでなく、仕事の合間のランチタイムをほっとさせてくれる魔法のスパイスだと思います。
週5日、約30分
休日は2時間ほどかけて、食材をまとめて下ごしらえし、冷蔵(冷凍)保存をしています。平日はそれらの食材を数種類組み合わせ、お弁当を作っています。平日は原則として「まな板、包丁を使わずにお弁当を作る」ことをモットーにして、調理時間の短縮をはかっています。
週5日(月~金)を目標にしていますが、どうしても疲れてお弁当を作りたくない日もあるので、そんな時は無理せず外で食べます。“週3日ぐらいのペースでお弁当を作れればOK”と、自分に言い聞かせています。「絶対毎日お弁当を作らないといけない!」という固定観念だと、長続きしづらくなってしまうからです。あくまでも「楽しく、無理なく、美味しく」がモットーです。
大きくなる子どもの成長を考えて(20歳代主婦)
「りんごちゃんのお弁当」(幼稚園児の息子用)
そしてその他に秋に旬を迎えるきのこやブドウを入れました。
3歳の子どもが食べやすいように大きさなどを考えています。ミートボールはおはしで取りづらいのでピックに刺しています。
お弁当をあけた時に楽しい気持ちになるような見た目と栄養面。
週5日、約30分
お店では買えない味(30歳代男性 アートディレクター)
「家庭の味・根菜たっぷりの筑前煮」(自分用)
海外から帰ってきたばかりだったので和食らしい出汁が効いたものが食べたくなり、作りました。
鰹出汁と干し椎茸の香りでほっとします。
おむすびはビニールでなく、手ぬぐいでつつむと余分な水分が飛んでベタつかず、おいしいです。
毎日続けて作れること。栄養管理が簡単にできる。
週5日、20~30分
ブログ:まるべん。
朝の短時間に手際よく作るお弁当(30歳代男性 システムエンジニア)
作り置きしない、朝の短時間で作れるように、ご飯が炊けるまでの30分程度で作れる簡単な調理を心がけています。
調理の際にむいた野菜の皮などはタッパーに取って置いてキンピラ炒めにしたり、野菜ピューレにしてカレーの下味にしたりと、食材をしっかり使いきることも大切にしています。
平均週3日、約30分
ブログ:ボクベン