行正り香の手軽でおいしい和食レシピ12 (3)親子丼
Guideto Japan
暮らし
卵、玉ねぎ、鶏肉、お米だけを使うヘルシーな親子丼。甘さをおさえた“丼だれ”がトロトロの半熟卵にからんで、ご飯が進みます。日本では専門店もあるほど人気の料理ですが、実はとっても簡単。ぜひ定番料理にしてみてください。
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
材料(2人分)
- 炊きたてのご飯:どんぶり2杯分
- 鶏のもも肉か胸肉:約200グラム
- 玉ねぎ:1/2個
- 卵:3個
- 青じそ:適宜
- 丼だれ
- 酒:大さじ3
- みりん:大さじ3
- しょうゆ:大さじ3
- 砂糖:大さじ1.5
- 水:大さじ9
作り方
(1)鶏肉は2〜3センチメートル角に切ります。玉ねぎは繊維に沿って幅4ミリメートルほどの薄切りにします。
(2)鍋に丼だれと鶏肉、玉ねぎを入れて強火にかけます。
(3)沸騰したら弱火にし、鶏肉と玉ねぎが柔らかくなるまでふたをして煮ます。
(4)卵は黄身と白身に分け、別々のボウルに入れます。
(5)鍋は弱火にしたままで、卵の白身を先に加えて30秒ほど煮ます。
(6)その後すぐに、卵の黄身はほぐさず、黄身を4等分に切って鍋に流し込み15〜20秒煮ます。火を止めてから、ふたをして10秒おいたらでき上がり。
(7)器にご飯をよそい、鶏肉と卵、汁をのせます。お好みで青じそをきざんで散らします。
Cooking Tips
- 鶏肉(親)と、卵(子)を使った丼飯なので、親子丼と呼ばれています。
- 卵、玉ねぎ、鶏肉、米のみを使うシンプルでヘルシーな料理。トロトロの半熟卵がなんとも魅力的。
- 日本では専門店もあり、一人前ずつ小さめの鍋で作ります。
- 美しく作るポイントは、卵の黄身と白身を分けて時間差で鍋に入れること。こうすることで、卵の黄色を鮮やかなままに盛りつけることができます。味は同じなので、時間がない時は一緒に鍋に入れても構いません。
- 日本料理の基本は“さみしさ同量”。つまり、砂糖、みりん、しょうゆ、酒を同量にして混ぜるだけで、“日本の味”のベースができます。この“さみしさ同量”は和食作りの万能だれなので、ぜひ覚えておいて下さい。親子丼もこの基本調味料を使いますが、砂糖だけを少し少なめに調整するのがポイントです。
編集協力=宇佐美 里圭