行正り香の手軽でおいしい和食レシピ12 (6)玉子焼き
Guideto Japan
食
日本のお弁当には必ずと言っていいほど入っている卵焼き。だし入りのものもありますが、今回は塩と砂糖でシンプルな味付けにしました。専用の四角いフライパンは日本でしか売っていませんが、もちろん普通のプライパンでもできます。慣れるとクルクル巻くのが楽しくなりますよ!
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材料(2人分)
- 卵:3個
- 塩:3つまみ
- 砂糖:小さじ1/4
- 水:大さじ1
- 植物油:少々
作り方
(1)植物油以外、材料を全てボウルに入れてかき混ぜます。
(2)フライパンを熱くしないと卵液がくっついてしまうので、しっかりと熱くします。熱くなったら、植物油を少々入れます。
(3)温度を中火から弱火にし、卵液を1/4くらい注ぎます。卵3つだと4回ぐらいに分けて注いだ方がきれいに仕上がります。
(4)卵液が固まってきたら、フライパンの奥から手前に箸で巻いていきます。多少汚くても気にしない、気にしない。
(5)手前まできたら、フライパンの奥に焼き上がった卵を押し、再び卵液を入れます。巻いた卵の下にも卵液が入るように焼いた卵を箸で少し持ち上げます。
(6)卵液が固まってきたら、奥から手前に巻きます。これを卵液がなくなるまで繰り返します。
(7)火を消して、箸で形を整えます。皿にのせ、ペーパータオルで軽く押えます。
Cooking Tips
- 本格的な四角い卵焼きを作るには、専用の「玉子焼き器」が必要ですが、もちろんふつうのフライパンでもできます。
- 「玉子焼き器」は1000円台から買えますので、日本に来たときにぜひ一つ買って帰ってください。作るのがとっても楽しくなりますよ。テフロン加工(フッ素樹脂加工)のフライパンだときれいに焼けます。
- 卵液に水を加えたのは、口当たりをしっとりさせるためです。
- 今回はシンプルに塩と砂糖で作りましたが、だしやみりん、日本酒、しょうゆを加えて作ってもおいしいですよ。
- 日本のお弁当には必ずといっていいほど入っている玉子焼き。ぜひレパートリーの一つに加えてみてください。
撮影=名取 和久 編集協力=宇佐美 里圭