特集 行正り香の手軽でおいしい和食レシピ12
行正り香の手軽でおいしい和食レシピ12 ⑦とんかつ

行正 り香【Profile】

[2018.01.01] 他の言語で読む : FRANÇAIS | ESPAÑOL | Русский |

訪日旅行者に大人気のトンカツ。実は、海外で最も作りやすい日本料理の一つです。薄力粉、卵、肉はどこにでもありますし、パン粉だって調達できるでしょう。豚肉が食べられない人には、もちろん牛肉で代用可。ぜひ揚げたてをご家庭で楽しんでください。

材料(2人分)

  • 豚ロース肉(厚さ1.5センチメートル程度):2枚(300グラム) 牛肉でも代用可(揚げる時間を少し短くしてください)
  • 粗塩:小さじ2/3
  • 黒こしょう:適量
  • 揚げ油:カップ1程度
  • キャベツ(千切り):適量
  • ソース:適量
  • レモン:適量
  • 衣(とんかつ1枚に付き)
    • 薄力粉:カップ1/3
    • 卵:1個
    • 水:小さじ1
    • 生パン粉(目の粗いもの):カップ2/3

作り方

(1)衣の卵は小さじ1の水を加え、溶きほぐします。

(2)豚肉は赤身と脂身の境目にある薄い膜を包丁かハサミで切り、焼いたときに肉が反り返らないようにします(肩ロースの場合は、麺棒で軽くたたきます)。牛肉でも代用可です。牛肉の場合は、揚げる時間を少し短くしてください。

(3)肉に塩、黒こしょうをふり、薄力粉を薄く付けます。次に溶き卵にくぐらせ、パン粉をたっぷり、しっかり付けます。

写真=ニッポンドットコム編集部

(4)フライパンに深さ3センチメートルくらいまで油を入れ、160度に温めます(パン粉を落としたときに、じわ〜っと広がる程度)。肉を入れて、3分揚げたら、裏返してさらに3分揚げます。

写真=ニッポンドットコム編集部

(5)火を強めて180度まで温度を上げ(パン粉を落としたときに、パチンとはじける程度)、さらに1分揚げます。パン粉のかすを網ですくいながら揚げます。

(6)網やキッチンペーパーの上にのせて油を切り、肉の厚さが1.5センチメートル程度ならそのまま5分おいて余熱で火を通します。肉の厚さが1センチメートル程度なら4分弱、2.5センチメートル程度なら7~8分が目安です。

(7)キャベツは生のまま千切りにして器に盛り、肉は切り分けてからキャベツの隣にのせます。お好みでソースやレモンをかけて食べてください。

揚げ物をするときは、写真のようなオイルポットがあると便利です。一度使った油もこのような容器で漉(こ)してから保存しておけば、3〜4回は使えます(写真=ニッポンドットコム編集部)

Cooking Tips

  • 豚肉の部位はお好みでいろいろ試してみてください。さっぱり系ならヒレ、うまみを求めるなら肩ロース、やわらかさを求めるならロースがお薦めです。
  • 豚肉はゆっくりと火を通した方がいいので、油で揚げるときは低温から入れてじっくりと揚げます。
  • 牛肉を使う場合は揚げる時間を少し短く調整してください。
  • ちなみに、キャベツの千切りは日本のとんかつになくてはならないもの。レストランで食べるときには必ず付いてきます。口の中の油っぽさをさっぱりさせてくれるだけでなく、キャベツに含まれているキャベジンとビタミンCが胃もたれを防いでくれる効果もあるんですよ。

撮影=名取 和久
編集協力=宇佐美 里圭

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  • [2018.01.01]

1966年、福岡県生まれ。料理研究家。アクティブラーニング教材「カラオケ!English」などを手がける株式会社REKIDS代表取締役。カリフォルニア大学バークレー校卒。帰国後は電通でCMプロデューサーとして活躍し、在職中から料理本を出版。著書は50冊以上、累計売り上げ80万部以上。中国語版、韓国語版にも翻訳されている。2011年よりNHKワールド、「Dining with the Chef」に出演。主な著書に『レシピのいらない和食の本』(講談社)、『今夜は家呑み』(朝日新聞出版)など。

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