日本の原子力発電所

【発電所マップ】

原子力発電所マップ

日本の商業用原発は54基あり、米国で開発され世界中で商用発電の主流となっている軽水炉が採用されている。中性子の速度を下げる「減速材」と発生した熱を取り出すための「冷却材」に軽水(普通の水)を使う種類のものだ。

内訳は、沸騰水型(BWR)が30基、加圧水型(PWR)が24基。BWRは原子炉の中で蒸気を発生させ、それにより直接タービンを回す。PWRは原子炉で発生した高温高圧の水を蒸気発生器に送り、その蒸気でタービンを回す。東日本大震災で事故を起こした福島第一原発はBWR。東京電力の供給を賄い、柏崎刈羽原発に次いで大規模な原発である。

2009年度の原子力発電電力量は2,785億kWh(キロワット時)で、1973年度の約29倍に達した。電力構成では総発電電力量の29.2%を占めている。設備利用率は64.7%(2009年)で、韓国91.1%、米国90.3%、フランス70.7%などと比べ低い。2003年以降、電力会社によるデータ改ざん、地震・事故による運転中止が相次いだためだ。また、日本ではほぼ1年に1回、原発をストップさせて定期検査をすることが義務付けられているのに対し、韓国では定期検査の多くの項目について稼働したまま実施するオンラインメンテナンスで行っているという事情もある。