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2014年のがん発症、過去最多の86.7万人:食生活影響?大腸がんがトップ
[2018.09.19]

高齢化の影響でがん患者数が増えている。2014年に新たにがんと診断された人の数は86万7000人だったが、2018年は101万3600人まで増加する。

高齢化に伴い、がんを発症する人の数が増えている。国立がん研究センターのまとめによると、2014年に新たにがんと診断された人は86万7408人で、過去最多を更新した。男性が50万1527人、女性が36万5881人だった。

部位別では、男性は胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんが群を抜いて多く、この4種で60%超を占める。女性は全体の2割が乳がんだった。男女合わせると、大腸がんが最多の13万4453人だった。胃がんの原因となるピロリ菌の保有者が減っているため、胃がんの発症はこのところ減少傾向にある一方で、食の欧米化が進んいることで、大腸がんは増えている。

2014年にがんと診断された人の部位別集計

男性 女性
1 乳房 大腸
86656 76257 134453
2 大腸
76879 57735 126149
3 大腸
76718 39493 112618
4 前立腺 乳房
73764 35739 76780
5 肝臓 子宮 前立腺
27315 24944 73764

国立がん研究センターのデータを基に編集部作成

都道府県別に新たにがんと診断された人の割合(罹患率)は、北日本、中国地方、日本海側で高い傾向が見られる。人口10万人あたりの罹患数は、富山県442.2人、広島県415.1人が多く、最少の千葉県は303.3人だった。

各県ごとのデータの精度にばらつきがあり、医療機関へのアクセスの良さや検診の普及度合いも影響することから、「罹患率が高い県」=「がんを発症しやすい県」というわけではない。ただ、一定の地域傾向が見られることは、塩分摂取量や飲酒、喫煙などの生活習慣が関係している可能性も考えられる。こうした情報を参考に、定期的に検診を受け、早期発見できれば、仮にがんにかかっても、克服するチャンスは高まることになる。

同センターが合わせて公表した18年にがんと診断される人の数は101万3600人で、男性57万4800人、女性は43万8700人だった。高齢化が進んだことで、14年よりも、一段と患者数は増加する。部位別では、最多の大腸が15万2100人となる。

バナー写真 : PIXTA

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